まだ震災の爪痕が残る街に、あなたはやってきてくれた。
神戸のお嬢様さまという愛称どおり、のんびり、おっとり、マイペースな性格。
パンダのなかでも小柄なカラダで、手足がちょっぴり短い、チャーミングな姿。
王子動物園に来たひとは、だれもがあなたに夢中になった。
23年と8か月。
思い出をたくさんつくってくれて、ありがとう。
たくさんの笑顔をとどけてくれて、ありがとう。
わたしたちはあなたに出会えて、本当に幸せだった。
ずっと忘れないよ。ずっと大好きだよ。
ありがとうタンタン。
神戸の人に、街に、愛されたタンタン。
大好きだったみんなの心にずっと残るように、
王子動物園に残るさまざまな思い出を発信していきます。
タンタンに会いたくなったら、いつでもここに来てください。
2024年5月10日（金）にタンタンの追悼式を行いました。
“タンタンが他のジャイアントパンダのちがうところは？”
“パンダはどんな時に、どんな声を出すの？”
など、タンタンやジャイアントパンダについて、みなさまが聞いてみたいことを募集します。
後日、寄せられた質問に飼育員が答える動画を公開します。
お送りいただいた全ての質問にお答えできない可能性がございますことをご了承ください。
「タンタンとの思い出のデジタル写真館」を開設しました。皆様から応募していただいた写真とメッセージはデジタル写真館にて掲載します。
さらに、応募写真の中から選考を行い、王子動物園内にて掲示する予定です。
中国臥龍繁殖センターで誕生。中国名は爽爽（シュワンシュワン）！
王子動物園の飼育員は日本語読みで爽爽（ソウソウ）と呼ぶこともありました。
タンタンが王子動物園に来園。神戸の街中が歓迎ムードに包まれました！
タンタンとコウコウの名前は公募を行って、4634通の応募がありました。
初代コウコウが中国に帰り、二代目コウコウが来園。
赤ちゃんを出産。とても頑張ってくれたタンタンですが、
赤ちゃんは4日目に亡くなってしまいました。
9月16日、タンタン20歳の誕生日。誕生日会には多くのお客様が来てくださり、
寄せ書きにはたくさんの方からお祝いのメッセージをいただきました。
中国への帰国が発表されたことから「ありがとうタンタン」キャンペーンを実施しました。
たくさんの方から寄せ書きをいただくなど、
これまでの多大な貢献に感謝を表す様々な企画を行いました。
しかしその後、コロナウイルスの影響によって、帰国は延期になりました。
ハズバンダリートレーニングの検査によって、
タンタンが心臓疾患を患っていることが分かりました。
日中の専門家が協力し、全力で治療に取り組み、
病状を考慮して帰国がさらに延期されました。
中華人民共和国駐大阪総領事館・王子動物園・
中華人民共和国ジャイアントパンダ保護研究センターが協力して、
「タンタン」を語る会を、オンラインで開催。
約1,600人の方々に参加いただきました。
治療に専念するため、タンタンの観覧を中止にしました。
タンタンの様子はSNSで発信され、
毎日、全国からたくさんの励ましと応援のメッセージをいただきました。
トレーニングを頑張ったタンタンさんをブラッシングしました。#また明日ね#きょうのタンタン #王子動物園 #ジャイアントパンダ pic.twitter.com/hVUF9U5O1G
— 神戸市立王子動物園（公式） (@kobeojizoo) March 24, 2022
2022年5月以降、中国からジャイアントパンダの専門家が複数回派遣され、
日中の専門家が意見交換しながら、診察、治療に尽力してきました。
2024年3月から容体が急変し、
救急治療を続けましたが3月31日に天国へと旅立ちました。
